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雨ばかりの異常気象とおなしな構図

シアトル 雨 rain_20220516044836fa7.jpg 16℃ / 10℃

再び雨の週末
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どうしてしまったんでしょう、、、アメリカ
南部では、既に気温が上がりすぎていたり
カリフォルニア辺りは、雨が少なく乾燥し
ここノースウェストは、雨ばっかり。

異常気象です。

お天気はおかしいですが
藤の花が咲き始めました。
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気温がなかなか上がらないので
もみじもゆっくり葉を出しています。
この新芽の色あいがすき。
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ぼーーーっと庭を眺めていたら、、、、、

「あっ」
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「ズーーム!」 ちびうさぎ
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どうやら、ウサギ属はこの春、新しい命が生まれたらしい。

チカディー(アメリカコガラ)も巣箱で何やら
行ったり来たりしてるのを見た。
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お天気は悪いですが、動植物は活動しています。

     ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★


今、読んでる本

キャンディス オーエンズ著 「ブラックアウト」
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いわゆるアメリカにおける黒人問題について。
でも、読み進めていくと、黒人問題というより、弱者の弱みにつけこんだ
政策、それを利用する国や政治家、メディアの構図がよくわかる本です。

この構図。いろんな社会で見られますよね。
沖縄基地問題と政府。
農家と自民党。
過疎化が進む村と原発問題。

地域がらなのか、職業がらなのか、わたしの生活で
黒人の方と接触する事はほぼないです。

なので、表向きのメディアの情報だけでは
よくわからない人種問題です。

2020年、警察官に殺された黒人ジョージフロイド事件から
始まったBLM(ブラック ライブス マター)に非常に違和感を
感じ始めました。

確かにかなりきつい拘束で命を失った事は、悲しい出来事でしたが
その後の暴動の仕方や警察への要望に「はぁ??」と思う事が多々ありました。

警察官に対する怒りは、理解できます。
でも、そこでなんで要望が「警察官の数を減らせ」とか
「警察官の給料を減らせ」とかになるんですかね。

容疑者への対処が悪かったなら「警察官の再トレーニング」とか
「訓練の再定義」とかになりませんか?ふつう。

この本では、奴隷制度が終わった時期から、黒人に対する
「特別手当」などの政府からのたくさんの援助が始まり、
それを政治的に利用するという歴史も始まりました。

正直、「へぇー、こんなにたくさんの優遇政策があるのかー」と驚いた次第です。
難しい問題だけど、このシステムはどうなの?という事も現実の中であります。

例えば、ある大学は生徒の人種のバランスを取るためにある人種を優遇したり(成績ではなく)
ということがあります。えー、勉強頑張った人の努力は???

わたしの経験では、市の職員採用に関して「有色人を先に採用する」というのが
ある事を知りました。それって??いいの?

コロナが始まった頃、政府からメールもありました。
女性で個人事業主(いわゆるマイノリティー)の為の資金援助。
ん?男性個人事業主ではだめなのか?
おかしなシステムです。

著者の本の中では、黒人の権利を守る会みたいなものの
後ろをサポートしているのが、民主党だったり
そこでたくさんのお金が動いていたり、ただ権利を主張している
団体ではないんですね。ビジネスなんだなぁ、、と思いました。

でも、この構図はあちこちにあって
日本では、農家さんと自民党の強い関係が有名ですよね。
一度援助を得てしまうと、自立するのが難しくなるという構図。

そうゆう見方で、ニュースや情報を読み解いていかないと
表だけの情報だけで判断しない方がいいですね。

特にコロナ以降、あれ?というような事件があったり
話の辻褄があってないようなニュースもあったり
おかしいなぁ、、という事が多くなってきているような
気がします。

まぁ、この裏にどんなお金が動いているのか、、と
考えるのが一番わかりやすい分析の仕方かなぁと思いますが。

なかなか興味深い本でしたので、社会問題に興味ある方は
よかったら手にして見てみてください。
日本語版もあるようです。


| 時事 | 00:07 | comments:5 | trackbacks(-) | TOP↑

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新聞とトルティーヤ

シアトル 曇りのち雨 rain.jpg 8℃/ 0℃

数日前は、綺麗な朝焼け。ピンクに染まるダウンタウンシアトル。
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マンサクが満開です、いい匂い。
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チオノドクサも咲いてきた~
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2年前から毎日頑張って英語の新聞読んでます。
知らない単語いっっぱーーーい。
少しづつ、毎日10分ぐらいですが、続けてます。

今日は、あのイーロンマスク(テスラのしゃちょー)の話。
車の業界もサプライチェーンで部品が不足していて大変だけど
テスラは、電気自動車で独自の部品を独自で賄っているから
影響はないとか、、なんとか、、、まぁ、、あんまりあたしの生活に
関係ないけど、知識としてお勉強。
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今は、もう新聞取ってる人も少ないですね。
アメリカの新聞はかなりの縦長です。
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ついつい見ちゃう、ペット欄。
コロナ以来、ペット飼うのが大人気だそうですよ。
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ドラッグストアーの広告。もうバレンタインのチョコレートがいっぱい
店頭に並んでいます。
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    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 
さて、今週のパン屋。

今週は、メキシコ料理のトルティーヤを焼いてみました。
もちろんホームベーカリーで。

別にホームベーカリーは必要ないんだけど、まぁ
10分だけこねてもらいました。(笑)

薄くのばします。
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フライパンで軽く焼いて~
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出来上がり~
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ブラックビーンライス、ひき肉、シラントロ、レタス、チーズ
サワークリーム、サルサをのせて
食べます。
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| 時事 | 09:51 | comments:10 | trackbacks(-) | TOP↑

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カーペットと一生懸命働いている人

シアトル 煙 30℃/ 16℃

カリフォルニアかカナダからの山火事の煙が
シアトルに吹いてきてるので、煙いです。
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日本の皆さんは豪雨らしいですが
大丈夫でしょうか。

先週やっとうちのボロカーペットを張替えました。

もうだいぶ前から替えたかったんですが、ミッツが年老いて
カーペットにゲーッしたり、粗相したりで「ミッツがいなくなるまで待とう!と。

そしたら、ハチもだんだん、粗相するようになってきて
「ハチがいなくなるまで待とう!」と。

そしたら、コロナ。

「コロナなくなるまで、、」と思ったけど「いや、コロナはなくならんでしょう」と
やっと張替えできました。

小さい家具は自分たちで外に出して、大きな家具は業者の方が
動かしてくれました。

ボロいカーペットだったけど、節々にいろいろ思い出もあるわけで。
これ、ハチが小さい時、むしった穴。
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リビングのド真ん中に穴があって、ミッツもハチも
ここを歩くたびに、この穴見つけて「なんだ、この穴!掘ってやる!ホリホリ」と
やっていました。

そんな思い出も思い切ってさよならです。バイバイ。

古いカーペットを剥ぐと60年物の板間が出てきます。
今は、みんなフローリングが人気なので、これを綺麗に削って
使う方も多いのですが、わたしはカーペットの方が好きなんです。
フローリングは掃除が楽ですが、音の反響が気になるので。
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明るい色にしたかったので「ビーチサンド」という砂浜色にしました。
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重い戸棚を戻してもらって、、、
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ヨイショヨイショ、、
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明るくなりましたー。
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作業してくれたのは、メキシコ人の若いお兄ちゃん二人。
休みも取らず、シャキシャキ働いてくれました。
英語は分からない感じですが。

アメリカでは、肉体労働は移民者(違法・合法)が支えています。

屋根を張り替えてくれた時も、若いメキシコ人の作業員。
洗濯機や冷蔵庫などの家電を運んで設置してくれるのもメキシコ人の作業員。
彼らが違法か合法かどうかは知りませんが、失業手当もらって働いていない
アメリカ人はいっぱいいるのに。

これが、ニュースなどで報道しない現実です。

日本のニュースを見ていて思うのは
「全然、取材してないやん」って事です。
アメリカのメインニュースをそのまま、「コピペ」。
そのニュースもどれだけ信憑性があるでしょうか。

アメリカに住んで一番驚いた事です。

あ、そうそう、もし本当のアメリカに興味ある方は
アメリカの終わり 山中泉著
という本の著者のインタビューがよくわかります。
アメリカ人でも知らない事が多い時事も取材されております。

中で、メキシコ人の移民に触れてますが、アメリカのメインニュースでは
メキシコ人がどんどん来て困る!なんて言ってますが
だってどんどん入れるんですものね。こっちに。

日本でも農村に外国人の手がないとやっていけないのと同じです。

アメリカは地域によってニュースの内容が全く違ってきます。
わたしは、キャンプで東ワシントン州へ行ったりするのですが
その時、ラジオなどで流れくるニュースは、シアトルで聞くニュースと
全く違ってきています。

まぁ、今はインターネットがあるのである程度頑張って
調べればいろんな情報は得られますね。

おまけ: 今回はあんまり綺麗が写真がなかったので、、、

ハチぶんぶんは、サルビアがお好き
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| 時事 | 07:07 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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貨物船とネズミ対策

シアトル 曇りのち晴れ harekumor.png 22℃/ 13℃

数週間前のあの暑さは、なんだったのか!というほど
涼しくなったシアトルです。
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今、ピュージェット湾はコンテナ船が立ち往生しているようです。
コロナの影響で、貨物列車の運行が滞ているようで
港もたくさんコンテナが待ち状態?で荷下ろしができないようです。
なので、大きな貨物船が湾の中をウロウロしています。
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スウィートピーの花が綺麗に咲いてました。
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ゴールドフィンチ(ワシントン州の鳥)
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公園は、多くの人が来ていましたが今はほとんどみんなマスクしてません。
一応、ワシントン州はマスクしなくてもいいというようになりました。
(スーパーでは、まだ70%ぐらいしてる)
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今日は朝からたい肥のバケツの底にワイヤーを敷きました。
去年からネズミ問題があったので、くず野菜を入れるのを
止めてました。

最近は、ネズミがいなさそうなので再びたい肥を作る事にしました。
ネズミが来ないように、ワイヤーでブロック。
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やっぱりたい肥を入れないと、野菜の育ちが悪いような感じですね。
粉の肥料はやってるんだけど。

そろそろ、きゅうり地獄の始まりです。
アジア系の品種を買ったのですが
こんなに長いキュウリができてます。
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これは、どうやって食べればいいのだろう、、、
「とぐろキュウリ」
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りんごも赤くなってきたー。
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| 時事 | 05:25 | comments:5 | trackbacks(-) | TOP↑

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アメリカの格差社会

シアトル 曇りのち晴れ harekumor.png 13℃/ 6℃

ゆっくりと春の訪れを待つシアトルです。
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庭いっぱいヒメオドリコソウが咲き始めました。
雑草だけど、可愛いから好き。
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昨年植えたパンジーもネズミに喰われたり、雪に埋もれたりしたけど
復活してきました。
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チューリップのつぼみも見えてきた!ヽ(≧∀≦)ノ
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日本は、もう桜が咲き始めて春本番のようですね。
今年のお花見はどうなんでしょう、、、。


゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

さて、今回はシアトルの違う一面を紹介しようと思います。

まぁ、ブログなのでいつも綺麗な物や綺麗なシアトルを紹介しているの
ですが、綺麗でないシアトルも紹介しておこうと思いました。

シアトルは、以前は地味で小さい地方都市でしたが、マイクロソフトやスターバックス
アマゾンと大きな会社が設立され、瞬く間に開発された大きな街へと
変わってきました。

アメリカの中でも安全な街でしたし、治安の悪い場所にさえ
行かなければ、日本にいる時の感覚で生活する事もできました。

しかし、2016年辺りのバブル経済が始まった頃から
ホームレスの数が一気に増え始め、大きな社会問題となってます。(今も)

高速道路の脇などにテントを張って住むホームレスが
目立つようになってきたのが、2017年ごろ。
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どんどん数が増えてゆき、空き地や公園にも溢れかえるようになってきました。
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シアトル市内の公園にもテントが見られるようになってきたのが
2018年ぐらいかな。
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アメリカのホームレスのほとんどは、ドラッグ中毒者や精神障碍者と言われています。
市は、ホームレス援助政策で小さい家を作って小さい村みたいなのを
作ってますが、そこに住むには勿論ルールがありドラッグなどの問題が
ある人は、ルールに従って生活できなくテント生活となります。
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わたしは、仕事でシアトル市内を車で走っていますが、車からテントが目に
つくようになったり、スーパーマーケットの裏にテントが張ってあったり
するようになってきました。
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ホームレスによる火事も毎年多くなってきています。
薬の為に火を使うのか、調理や暖を取るために火を使うのか
わかりませんが、高速道路の脇の火事も多くなってきました。
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治安も以前に比べて悪くなってきています。
メールボックス荒らし(クレジットカードや小切手を盗む)も頻繁に
見られるようになってきました。
今は、鍵付きメールボックスにしているご近所。(うちも)
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仕事中でも、貴重品は車の中に置いておかない。
仕事の道具も自分の見える場所に置いておく。
スーパーのトイレも多くが、番号コード付き(番号を押して中へ入る)。
大きな道路沿いに売春婦のような女性も目につくようになりました。
など、いろいろ事情も変わってきました。

どうやら、他の州の街も同じような問題を抱えているところがあり
どこも「バブル経済」が引き金にもなっているようです。

バブルにより、住宅の値段があがりそれによって
IT関係以外の仕事は、それほど給料も上がらず
路上へと投げ出されてしまう人が多いと言われています。

2020年では、シアトルの平均住宅価格は、$778,500(約8千万円)
アパートは、$1,928(約20万円)たぶん1ベッドルーム。

でも、サンフランシスコはもっと凄いらしいです。
普通の所得じゃ住めない街になってます。

と、まぁ、シアトルと言えばアマゾンを初めとするキラキラした
トレンディーな街を連想しますが、その陰でこうゆう問題も
あるということなのです。

もし、ご興味のある方はドキュメンタリーもありますので
英語ですが見てみてください。
これが、アメリカ格差の現実です。

| 時事 | 07:52 | comments:7 | trackbacks(-) | TOP↑

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